ひじりさんの投稿:会話ができず元気がない・・(第128報)

配信日: 2018年6月25日

皆さん、こんにちは。

本日は、63歳、男性、要介護2の
前頭側頭型認知症(意味性認知症)の方に関する
ケア体験をご紹介したいと思います。

「言葉がわかりにくく
会話ができないため、
通所している施設でも元気がない」
という症状に対して、
前の職業から「先生」と周りの方から
呼んでもらうようにした
」ところ
うまくいったとのことです。

前頭側頭葉変性症は、近年、
行動異常型前頭側頭型認知症、
意味性認知症、
進行性非流暢性失語症
の3型に下位分類されます。

行動異常型前頭側頭型認知症の方は、
一般的に、自分の障害に対する気づきが悪く
症状に思い悩むことは少ないとされています。

しかし意味性認知症の方は
ご自分の言葉の障害(単語が思い出せない、
単語を言われても何を意味する言葉かわからない)
に気づき思い悩まれることがあります。

この方は「先生」という言葉の意味は理解でき、
さらにご本人が仕事をして輝いていた頃を思い出し、
自信を取り戻せたのではないかと思います。

うつ症状に対してだけでなく、
介護サービスに馴染めない方に対しても
「先生」とお呼びする方法は、
有効な場合があるように思います。

「先生」など、呼び方を変えることで
BPSDが解決したご経験がある方は
新規ケア体験として、是非とも
ご投稿をお願い申し上げます。

投稿はちょっと大変という方は
下記の投票でも結構です。

この方法で「元気になった」という方は、
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この方法では「元気にはならなかった」という方は、
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それでは、また来週。

数井裕光